ずっとずっと変わらずに好きなもの。

⚪︎家族
⚪︎春
⚪︎初夏
⚪︎文房具

とか…？
あれ、意外と少ないなぁ(笑)

一周回って好きになったもの

⚪︎小さい頃に、住んでいた町

一瞬、好きじゃなくなったこともあったなぁ。
だって田舎だし、だってつまんないとこだし。
なんて思っていたから。

でも、離れてみて気がついた。
空気が綺麗だったな。
ゆったりした時間が流れていたな。
昔に比べて、便利な町になったな。

改めて考えてみたら、結構好きだった(笑)

新しく好きになったもの

⚪︎香り
⚪︎読書
⚪︎ヨガ

特に『香り』に関して。

お線香が、好き！

我が家は父がお線香が大嫌いで、
「線香は辛気臭くて好きじゃない！」
ってよく言っていて(笑)
「そうだね、そうだね、私もそう思う！」
と、私も同意見。

なんでそう思っていたかって、
お線香はお寺で焚くもの、仏壇にあるもの。
なんか、イメージが、不幸だった。
（完全にイメージ貧困です。笑）

なので、

線香＝辛気臭いもの

という発想？思い？がありました。

そして、そんな父も亡くなりまして。

「お線香は亡くなった方に喜んでいただけるような、良い香りだなと思うものを選びましょう」

とか言うじゃないですか。

そうですよねぇ……
癒されるものが良いですよねぇ〜

“香りで届く”と言いますもんねぇ…

や、やばい……
どれだったら喜んでもらえるんだろう？

辛気臭い！
線香臭い！

と、言われてしまうだろうか(笑)

お線香苦手な私でも好きになれるものなら、父も喜んでくれるかな〜

あー、どうするー

と、めぐりめぐっていたら、出会ってしまった。
運命のお線香！

薫玉堂のお線香。

もう、本当に良い香り。
ただよう香りに引き寄せられるように、入店。
以来、すっかりファンに。

一番好きなのは
『三室戸の蓮』
少し甘めなのに、サッパリしてて、初夏を思わせるようなステキな香りです。

主に私のリフレッシュ用で、まだお仏壇では使用してませんが（おい）
このお線香に出会ったおかげで、お寺と仏壇に関してのイメージがガラリと変わりました。

そして、「供養」という単語のイメージもだいぶ変わりました。

それまでは
「どうか安らかに（怒らないでくださいませ〜）」
みたいな感じだったんだけど。

供養って、感謝のことだったんだ……

ご先祖様に感謝
神仏に感謝

一気に視界が開けた思いがしました。

人の奥深いところにある想いは、感謝のみだったんだなぁ…。

出会った人にも、離れていった人にも、全てに意味があるってこういうことだったんだなぁ。

きれいごとでしょうか。

じゃあ……

一周回って好きになったもの

⚪︎きれいごと

大人になるって、年を重ねるって、ステキなことだなと思います。